決済失敗時、定期購買のステータス設定「アクティブを継続する」機能
■ 「アクティブを継続する」機能とは?
決済エラー時、デフォルト設定では契約を「一時停止」にしますが、あえて「アクティブ」のままにすることで、次回の決済日時に再度決済を施行することが可能です。
今回のサイクルで決済エラーとなった場合でも、カード変更が行われ次回サイクル時には決済可能になっている場合も多く、休眠顧客数の改善が期待できます。
仕様の詳細について
下記、挙動の比較になります。
【▶︎ デフォルト設定】
- 決済が失敗する。
- その後、6分ごとのインターバルで合計3回の決済が走る。(即時の再決済)
- 上記でも決済失敗が続く場合、今回の注文はスキップし、定期契約ステータスを「一時停止」にする。
【▶︎ 本機能「アクティブを継続する」を設定時】
- 決済が失敗する。
- その後、6分ごとのインターバルで合計3回の決済が走る。(即時の再決済)
- 上記でも決済失敗が続く場合、今回の注文はスキップとするも、定期契約ステータスは「アクティブ」のままになる。
- 設定した定期購入サイクルの回数だけ、①〜③を繰り返す。
例えば、
- 「アクティブを継続する」かつ「決済失敗回数の設定:3回」
- 定期購入の周期:1ヶ月
- 1回目の決済失敗日:1/1
の場合、下記挙動になります。
- 6分ごとのインターバルで合計3回の決済が走る。(即時の再決済)
- 上記でも決済失敗が続く場合、今回の注文はスキップとするも、定期契約ステータスは「アクティブ」のままになる。
- 1/1に続いてその後もアクティブが維持されるため、2/1、3/1 の合計3回決済が行われます。なお、3回目の決済が失敗したら、ステータスは一時停止に変更されます。
定期購買一覧では、
6分ごとのインターバルで走る即時の再決済もすべて表示されていますが、
「即時の再決済(合計3回)」は、「定期購入サイクル:1回」としてカウントされます。
「決済失敗回数」のカウントについて
- を用いて、決済日を一括更新し、その決済日に決済を失敗した場合は「決済失敗回数」のカウントが+1されます。
- を用いた場合の決済時の決済エラーについては、「決済失敗回数」はカウントされません。
- 決済の成功を挟んだ場合は、回数のカウントはリセットされます。
通知について
例えば、3回までアクティブを継続する設定をされている場合で、1ヶ月周期の契約がある場合、
・1/1 1サイクル目:最大3回失敗
・2/1 2サイクル目:最大3回失敗
・3/1 3サイクル目:最大3回失敗
となり、通知はそれぞれ下記のようになります。
- メール通知: →それぞれのサイクルで1回目に失敗の通知が送信される
- ShopifyFlow: →それぞれのサイクルで3回目の失敗のときに送信される
■ ご利用方法
- 一般設定>決済設定 の「決済時失敗時、定期購買のステータス設定」の「アクティブを継続する」を選択して、決済失敗回数の設定の回数を指定してください。