「解約・一時停止したはずの定期契約で決済・注文が発生」した場合の切り分けガイド

「決済されないはずの契約が決済された」「解約・一時停止したのに注文が入った」といった場合に、症状から原因を切り分けて対処できるようになります。最も多いのは、契約が自動的に復活したのではなく、これまで決済を止めていた要因(無料プラン・0円設定など)が解消されたケースです。

まずは「背景」をご確認のうえ、症状に合う系統へお進みください。

  • しばらく決済されていなかった契約で、急に決済・注文が発生した

  • 解約・一時停止したはずの契約で注文が作成された

  • 身に覚えのない定期契約・定期注文が発生した

  • アプリをアンインストールした後なのに注文が入った

  • 有料プランに切り替えた/商品金額を変更した後に、想定外の決済が起きた

原因を切り分ける前に、前提となる仕様を押さえると特定しやすくなります。

  • 契約状態は3つだけ:定期契約は「アクティブ」「一時停止」「解約」のいずれかで管理されます。

  • 決済が走るのは1条件だけ:決済が発生するのは常に 「アクティブな契約が次の注文予定日を迎えたとき」 です。「今まで決済されなかったのに急に決済された」場合、契約はもともとアクティブのまま維持されていて、決済を抑制していた要因が解消された、というケースがほとんどです。

  • 契約はチェックアウト完了時のみ作成される:過去の契約とは別に、新しく作成された契約の初回決済であることもあります。

  • 自動でアクティブ化する条件は限られます

    • 解約した契約が自動でアクティブ化することは ありません。

    • 一時停止の契約は原則自動では戻りませんが、店舗の決済失敗・再決済まわりの設定によっては、リトライ成功時にアクティブへ戻ることがあります(系統D)。

症状

主な原因

確認する系統

決済されないはずの契約が決済された

無料プラン/0円設定などの抑制要因が解消された

系統A

昔の契約が突然発火したように見える

実は別の新規契約の初回決済

系統B

アンインストールしたのに注文が入った

3Dセキュア認証の待ちが後から完了

系統C

一時停止していた契約が決済・復帰した

決済失敗リトライの設定による復帰

系統D

以下のいずれかにより、アクティブ契約の決済が正常に行われるようになった/実行されたケースです。

  • A-1. 有料プランに切り替えた

    有料プランが有効でない状態(FREEプラン等)では、2回目以降の決済予定日を迎えても決済・注文作成がスキップされます(その回は請求されず飛ばされます。遡ってまとめて請求されることはありません)。

    有料プランに切り替えた後は、その契約が次の注文予定日を迎えたときに、通常どおり決済されるようになります。

  • A-2. 商品/プランの金額を0円から有償に変更した

    金額が0円の契約は2回目以降の決済が行われません(テスト時に0円で作成された契約が該当)。

    金額を変更したうえで〔リンク:商品データを更新する機能〕を実行すると、既存契約の次の注文から新しい金額が反映され、決済される状態になります。

  • A-3. 管理画面で手動操作した(今すぐ注文/再決済)

    次回決済日を待たず、その場で決済が実行されます。

定期契約はチェックアウトが完了したときのみ作成されます。

過去の契約とは別に、新しくチェックアウトされた契約の初回決済を「昔の契約が突然発火した」と誤認されるケースがあります。

対象の注文を開き、作成日・流入経路をご確認いただくと切り分けができます。

定期購買アプリは、契約を指定して決済リクエストを送信します。

決済に3Dセキュア認証が必要な場合、顧客が認証を完了するまで、決済は成功・失敗どちらにも確定せず「実行中」のまま保留されます。

  • 認証が完了すると決済が成立し、注文が作成されます。認証されなければ何も発生しません。

  • この保留中は、当該契約を解約することができません。

  • 3Dセキュアは決済ネットワーク側の仕組みのため、アプリ側から認証待ちを強制的に失敗させることはできません。

  • そのため、アプリをアンインストールした後であっても、顧客が3Dセキュア認証を完了すると注文が作成されることがあります。

  • 認証待ちのまま長期間確定しないなど、どうしても保留状態を解消したい場合は、一度Shopifyへ「3Dセキュア認証待ち状態になっている決済のステータスを『失敗』にしてもらえないか」等ご相談ください。

決済が失敗した契約は、店舗側の設定によってその後アクティブに戻ることがあります。

  • 決済失敗後の挙動は設定次第です。

    「決済失敗時、定期購買のステータス設定」を一時停止にしている場合:

    決済失敗時に自動でリトライ(6分間隔・計3回)し、それでも失敗すると一時停止になります。

    「決済失敗時、定期購買のステータス設定」を「アクティブを継続する」にしている場合:

    一時停止にせず設定周期数(最大10周期)までアクティブを維持し、その間に決済が成功すれば通常どおり継続されます。

  • 「n日後に再決済する」設定をしている場合、失敗からn日後に自動で再決済が行われ、「再決済成功時にアクティブへ変更」を設定していれば、成功した時点で一時停止からアクティブに戻ります。

  • いずれも店舗側の決済失敗・再決済まわりの設定によって挙動が変わります。詳細は決済失敗時の再決済機能「アクティブを継続する」機能をご確認ください。

  • 本番稼働・有料プランへの切り替え前に、テスト用の契約を解約しておく。

    有料化に伴う想定外の決済を防げます。

  • 現在アクティブな契約のうち長期間決済が発生していないものは、定期購買一覧のCSVエクスポートで「作成日・次の注文予定日」から抽出できます。

A. 解約契約が自動でアクティブ化することはありません。もともとアクティブだった契約の抑制要因が解消されたか(系統A)、別の新しい契約の決済(系統B)、または一時停止契約が決済リトライ設定で復帰した(系統D)可能性があります。対象注文の作成日をご確認ください。

A. 3Dセキュア認証の待ちが後から完了した可能性があります。決済リクエストは決済ネットワーク側で処理されるため、アンインストール後でも認証完了で注文が作成されることがあります(系統C)。

A. いいえ。無料プラン中にスキップされた決済回が遡って請求されることはありません。有料化後、次の注文予定日から通常どおり決済されます(A-1)。

上記で解決しない場合は、対象の注文番号または定期購買ID・myShopify IDを添えてお問い合わせください。契約の作成日・ステータス遷移・決済履歴をこちらで確認いたします。